置換ことばメーカーの使い方: 置換表が文章を書き換える順序
この道具のルールはすべてコードで決まっており、下の例は同じエンジンで実際に動かして確かめた結果です。
置換ことばとは
決めた文字を別の文字に置き換える約束を、置換表と呼びます。表1つで文章全体が変わるため、人工言語、暗号文、話し方の遊びに使われます。
たとえば 'ing' を 'in-ing' に置き換えるルールを1つ置くと、'running' は 'runnin-ing' になります。
初めて表を作るときは、2、3件だけ書いて短い文章で試すのが簡単です。結果が気に入らなければ、そのルールの1行だけを直せば、ほかのルールはそのまま残ります。例の置換表から始めて、直して使うこともできます。
ルールが適用される順序
文章を左から右へ、1回だけ走査します。各位置で当てはまるルールを探して置き換え、置き換えた文字は飛ばして次の位置へ進みます。
同じ位置に複数のルールが当てはまる場合は、探す文字がいちばん長いルールが勝ちます。長さが同じなら、先に書いたルールが勝ちます。'ab' を X に、'a' を Y に置き換えるルールで 'aab' を変換すると、最初の a は Y になり、後ろの ab は X になって、YX になります。
複数の文字をまとめて置き換えるルールは、短いルールと重なることがよくあります。結果が予想と違うときは、重なるルールがないか、長いルールが先に勝っていないかを、まず確認してください。同じ探す文字を2回書くと、先に書いた行だけが使われ、残りは表の下でお知らせします。
互いに入れ替えるルール
a を b に、b を a に置き換えるルールは、ぐるぐる回り続けそうに見えますが、走査は1回だけなので、すぐ終わります。'abba' は 'baab' になります。
置き換えた文章をもう一度ルールにかけないので、どんな表でも無限に回ることはなく、結果は必ず1つに決まります。
ハングルでも同じです。音節 가 と 나 を入れ替えるルールで 가나다 を変換すると、나가다 になります。
元に戻すことと、その限界
元に戻す操作は、すべてのルールの向きを逆にして、同じ方法で1回走査することです。変換してから戻すと元の文章に戻るかどうかは、言葉で約束せず、実際に戻して比べて見せます。
元に戻らない場合があります。a と b をどちらも x に置き換えると、'ab' は 'xx' になります。戻すときは x に使えるルールが先に書いた1件だけなので、'aa' になります。
置き換える文字を空にして文字を消すルールも、元に戻せません。そうした行は、表の下に別にお知らせします。
使いどころ
ファンフィクションや小説の異星語、TRPGのセッションでプレイヤーに渡す暗号文、友だち同士の話し方、人工言語を初めて作る練習に向いています。
TRPGでは、暗号の置換表をリンクで渡し、受け取る人が元に戻す向きを選んで、元の文章を読めるようにできます。同じ文字になるルールが2つあると戻したときにずれるため、暗号用の表では、置き換える文字をすべて異なるものにすると安全です。
文字の置き換えは簡単に解かれるため、パスワードや個人情報を守る目的では使わないでください。
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